今年はクリスマス有馬！
クリスマスである25日に有馬記念が開催されるのは
2011年の第56回有馬記念以来、5年ぶりとなる。
2011年の有馬記念の売上は377億8,410万6,800円、
来場者数は115,065人。
過去5年の中では3番目に売上が高く、
来場者数は4番目。
さすがにクリスマス当日は来場する人も
例年に比べると少ない。
メンバー的には例年並み、といった感じで
昨年よりも良いメンバーが揃ったとも言い難い。
有馬記念は4年連続で売上も入場者数も増えているが、
今年は売上＆入場者数を前年比プラスで終われるだろうか？
netkeiba予想オッズ参照
今年の見どころはジャパンCの勝ち馬キタサンブラックと
複勝率100%の3歳馬サトノダイヤモンド、
そして昨年の覇者ゴールドアクターの上位3頭対決
といったところだろうか。
ということで今回はこの3頭について考察していきたいと思う。
キタサンブラック
ファン投票1位：137,353票
ジャパンCでは文句なしの華麗な逃げ切りVを見せてくれた。
粘り込む競馬に持ち込んだという点で、武豊は素晴らしい競馬を
見せてくれたし、それにすんなりと応えてみせたキタサンブラックの
走りもあっぱれであった。
しかし有馬記念ではさすがに同じ手は通用しないだろう。
近年はスローペースな傾向だが、スロー逃げが難しいとなると番手か。
外から蓋をされ馬群の内をすすみ 、3?4角でも包まれたまま仕掛け遅れ、
瞬発力勝負で馬券圏外。なんてあっさり負けることもあり得る。
去年は楽逃げで3着、今開催の中山は去年より差せる馬場。
全馬の目標になる可能性は非常に高い。
いくら強くとも今回は要注意と考える。
サトノダイヤモンド
ファン投票2位：117,192票
キタサンブラックを負かすとすれば、一瞬の決め手に長ける
この馬しかいないだろう。
皐月賞3着、ダービー2着、菊花賞1着とクラシックでは
圧倒的な活躍を見せてきた3歳馬。
古馬とは初対戦となるが、ジャパンCのレインボーラインの健闘ぶり
を考えるとサトノダイヤモンドなら十分勝負になるはず。
東京の軽い馬場より力要る中山のが向いてそうだし、
掛からない気性、斤量も55kg、疲労面でも他の古馬と比べると
圧倒的に有利と、全体的に条件が良いのも魅力。
大幅な増減がなく、極端な枠に入らなければ
馬券圏内は堅いと考える。
ゴールドアクター
ファン投票3位：26,272票
昨年は8番人気の低評価を覆して優勝。
今年は有馬記念と同じ中山2500mの日経賞を制し、
中山2200mのオールカマーも快勝。
中山巧者の前年覇者だ。
前走ジャパンC（4着）は本番を見据えての仕上げ。
若干太め残りだったので、今回は追い切り＆馬体重は
しっかり見て判断したい。
得意の中山に変わるのと、軽い凡走の後なので
前進してくる可能性が極めて高い。
「有馬記念当てれば全て良し」。今年も気持ちよく勝って一年を終わりたい。
自分へのクリスマスプレゼントとなるか、5年ぶりのクリスマス決戦が待ちきれない。
有馬記念は12月25日（日）15時25分発送予定。
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