1999年に皐月賞を優勝してG1初制覇を飾ったテイエムオペラオー。当時G1を優勝した時は4連勝中で、今後への期待も高まる一方であった。しかし、その年の日本ダービー、菊花賞、有馬記念ではあと一歩のところまで迫りながらも勝つことはできませんでした。
1999年日本ダービー、テイエムオペラオー3着（写真一番右）
1999年有馬記念、テイエムオペラオー3着（写真一番奥）
最終的にはデビューから引退するまでの全26戦に騎乗していた主戦騎手の和田竜二騎手であったが、この当時はまだ若手で勝ちきれずにいたこの時期は馬主から乗り替わりの要請があったそうだ。ただ、調教師の岩元市三師は意地でも変えないという姿勢でコンビを維持し、翌年の2000年に力をかけることとなったのです。
復活｜古馬中長距離GIにすべて勝利！
その気合が馬に伝わったのか、2000年は京都記念と阪神大賞典を連勝し、天皇賞（春）と宝塚記念を完勝してG1を2連勝した。その後も連勝は止まらず京都大賞典、天皇賞（秋）、ジャパンカップ全てで勝利をおさめた。年末の有馬記念に勝てば史上初の古馬八大競走完全制覇を達成するとともに、この年から始まった秋のG1の特別ボーナス1億もかかっており話題を集めた。
しかし、順風満帆だったテイエムオペラオーにアクシデントが起こった。有馬記念当日の朝、他馬が暴れたのを見て興奮したテイエムオペラオーが顔面をぶつけて片目が塞がるほどの怪我をしてしまったのだ。調教師の岩元師はそれでも出走を決断してレースへ送り込んだ。
レースでは逃げ馬が出遅れ、ペースはスローに。テイエムオペラオーは他馬に進路を塞がれ、身動きができない状況に置かれた。それでも最後の直線で馬群が散らばり、わずかに進路が開くとそこをめがけて突き進み直線で抜け出した。その後はわずかにハナ差でゴールを駆け抜けて優勝した
年間全勝、2000年の古馬中距離G1完全制覇、古馬八大競走完全制覇という偉業を成し遂げました。この偉業は後にも先に居テイエムオペラオーのみで、テンポイント、シンボリルドルフ以来となる満票での年度代表馬選出というおまけもついてきました。
見事に華麗なる復活を遂げたテイエムオペラオー。5歳時に天皇賞・春を連覇したテイエムオベラオーは、生涯獲得賞金18億3518万9000円という世界レコード保持者となり、今でも多くの競馬ファンに語り継がれる名馬となったのだ。
3連単の買い目を無料で配信中
▼※有馬記念を的中できる自信がある人はクリック禁止※▼2015年有馬記念3連単的中させた無料予想！
?ゴールドアクター
?サウンズオブアース
?キタサンブラック
3連単配当￥125,870
