競馬界1年の総決算として行われる、12月末中山で開催されるG?有馬記念。今回はその舞台となる「中山芝2500m」の特徴を見ていく事にしよう。
距離ロスは最小限に!
まず特徴的なのが、コーナーを6回クリアしなければならない、という事。中山競馬場は小回り競馬場として知られており、特に2500mは6度のコーナーを器用に走り抜けていかなければならず、競走馬には小回り適正を要求される。コーナーリングが下手で、外に膨れてしまうとそれだけで大きな距離ロスとなる可能性も高く、従って、最初からあまり外に膨らむ可能性が少ない内枠の特に逃げ、先行馬にとって有利なコースとされてる。内目のラインを上手に走る事ができれば距離ロスも最小限に抑えられるので、2500mという長い距離ではあるが、走り方次第ではさほど距離適性を問われないコースになりうるのも特徴である。
差し、追い込みタイプは3?4コーナーでの位置取りが肝
逆に、差し、追い込みタイプの馬にとっては、最終コーナーの勝負所を考えると、2週目の向正面で距離ロスを最小限に抑えるべく、マクってある程度良い位置をとらなければ上位に来るのは難しくなっている。また、最後の直線も他の競馬場に比べて短く、残り200m付近には急坂も待ち受けており追い込みはききづらく、最終コーナーまでにある程度の位置をとっておかなければならない重要性はさらに増す。まさに、3?4コーナーでの位置取りが勝負の分かれ目ともなっており、実際ラップタイムもこのエリアが一番速くなる傾向にある。そういった部分においては、ジョッキーの腕、一瞬の判断力も大きく問われることとなっている。
以上見てきたように、有馬記念の行われる中山芝2500m戦はややトリッキーなコース形態であり、競走馬の小回り適正、そして騎手達の勝負所での駆け引きが大きなポイントとなっている。
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