日本の年末の風物詩であり、1年の中で活躍した馬達が繰り広げる有馬記念。この有馬記念は当初「中山グランプリ」という名前で作られたレースだが、創始者である有馬氏の功績によって「有馬記念」と改名され、2015年を持って60回目を迎える歴史のある競争だ。
牝馬による活躍続出
ファン投票によって出走馬が決まる同レースは、名実ともに知られる名馬がこぞって出走し、名馬による引退レースや復活レースなど、様々なドラマを生んできた。そんな有馬記念において今年の注目ポイントとしてあるのが、近年日本競馬界で起こっている牡馬達を圧倒する牝馬たちの活躍の数々である。これまでは牝馬は体が細く、牡馬の力に対応できずに活躍できないことが続いていたのだが、調教メニューの進化によってパワーのない牝馬であっても牡馬にはない柔軟な加速力を使って勝つということが増えている。
これは有馬記念でも同じことが起きており、歴代の優勝馬には名牝ウォッカによる優勝、ブエナビスタの2連覇などが挙げられる。昨年はジェンティルドンナが優勝し、ラストランを有終の美で飾ってターフを去っていった。有馬記念で有力視したい牝馬としては、距離が中長距離最強を決めるレースということで2000m以上で活躍した牝馬は絶対に注目しておきたい。
有馬記念はこの牝馬に注目!
今年その距離で活躍した牝馬として以下の3頭を挙げたい。
牝馬最強を決めるレースエリザベス女王杯を優勝したマリアライト(牝4)。3歳の最高峰レースであるオークスと秋華賞を勝ったミッキークイーン(牝3)、そして先日ジャパンカップを優勝したショウナンパンドラ(牝4)を有力視したい。
中でもエリザベス女王を制したマリアライトには注目している。天皇賞秋、ジャパンカップとタフなG?を2戦続けてきたショウナンパンドラは疲れが心配。今年G?を2勝しているミッキークイーンも気になるが、中山の成績が【2-0-1-1】と良いマリアライトは有馬でも期待したい存在だ。
マリアライトは9月のオールカマー(5着)、11月のエリザベス女王(1着)と走り、有馬記念を走れば秋3戦目となる。エリザベス女王語はそこまでダメージがないみたいだが、だとすれば紛れも無く身体や精神面が強くなっている。鞍上がマンハッタンカフェとマツリダゴッホで優勝経験のある蛯名正義騎手というのも心強い。
秋3戦目、輸送なし、適正距離、蛯名騎手。これらの要素を踏まえたら挑戦する価値は十分ある。条件戦を走っていた頃から「もっと上の舞台で活躍できる馬だ」と感じていたファンも少なくないのでないだろうか。その想いは間違っていなかった。競馬の祭典・有馬記念まで登りつめることができたマリアライトを応援してみてはいかがだろうか。
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